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2023.08.18

デリケートゾーンのたるみの原因と対策方法

こんにちは!
DOLCEEXECUTIVEBEAUTYSALON(ドルチェエグゼクティブビューティーサロン)です。

年齢を重ねるとお顔のたるみが気になる方もいらっしゃるかと思いますが、実はデリケートゾーンも加齢などによりたるみが出てきてしまいます!
今回はデリケートゾーンのたるみの原因と対策についてお話させていただきます。

 

デリケートゾーンのたるみは大陰唇から

大陰唇とは?

大陰唇は、脂肪でふっくらとした左右一対の部位です。大陰唇は尿道や膣などを外部の刺激から守る役割があります。
またこの大陰唇は色や形、皮膚のハリなどには個人差があり、大陰唇が大きい人もいれば、ボリュームが少ない人もいらっしゃいます。
たるみが起こる部分として女性器の1番外側にある大陰唇はたるみやしわ、黒ずみが発生しやすい部分でもあります。大陰唇に影響が出ると、左右のバランスが悪くなってしまったり、見た目にコンプレックスを感じてしまったり、下着にこすれたりといった悩みが出てくることも。

 

大陰唇の主なたるみの原因

加齢による皮膚の変化

加齢によって、たるみやしわが目立ってくるケースがあります。年齢を重ねるにつれて、
皮膚を支えるコラーゲンが少なくなり、大陰唇のハリが失われていくためです。

昔はたるみを感じなかった方でも、歳を取っていくと、「ハリがなくなってきた」、「大陰唇が垂れ下がってきた」といったお悩みが出やすくなります。
特に大陰唇は女性器の中でも自分で見やすい部分なので、老化による変化がわかりやすいといえるでしょう。

 

急激な体重の変化

ダイエットなど急激な体重の変化によって、大陰唇にたるみが出ることもあります。理由は皮膚が体重の変化スピードに対応できず、しわやたるみがでてしまうためです。そして、たるみが出るだけでなく、急激なダイエットで大陰唇が痩せてしまうと小陰唇が露出することもあります。
大陰唇の見た目がアンバランスになり、小陰唇が露出するようになると、外部からの小陰唇が刺激を受けやすくなります。
小陰唇の刺激は、黒ずみや肥大化の原因です。小陰唇に痛みが出てきた場合は、刺激を与えないようにしましょう。

 

妊娠・出産による影響

妊娠・出産後に、大陰唇のたるみなどに悩む女性は多いのではないでしょうか。
出産を機に以下のようなデリケートゾーンの症状が現れやすくなります。

・膣のゆるみ
・尿もれ
・外陰部や小陰唇の黒ずみ、肥大

妊娠・出産によって女性ホルモンが乱れると、大陰唇の皮膚が乾燥してかゆみを感じる方もいます。
妊娠・出産を経験した方だけでなく、「病気によって卵巣を取る手術をした方」、「思春期・更年期にも女性ホルモンが崩れやすいかた」も同じような悩みを感じる場合があります。

 

たるみが原因で起こるトラブル

デリケートゾーンに菌が繁殖しやすい

大陰唇のハリが減少し、たるみが目立つようになると、小陰唇が露出してきます。
小陰唇は外部からの刺激で黒ずみや肥大化するため、大陰唇との間に垢が付着しやすくなり以下のような症状が現れやすくなります。

・痛み
・かゆみ
・臭いの原因

デリケートゾーンの菌が繁殖し、上記のような症状が発生したときは、下着をこまめに取り換える等の対策をしましょう。
長い時間生理用品を変えずにいると、雑菌が繁殖しやすくなるので注意してください。

 

皮膚のもたつきで違和感がある

加齢や出産などが原因でたるみが出てくると、下着を履いた時に違和感を感じるようになります。
大陰唇のたるみがきっかけで小陰唇が露出すると、尿がまっすぐ飛ばなかったり、あらゆる方向に飛び散りやすくなるなど
尿のしづらさを感じる方もいます。

 

他人の目が気になる

大陰唇のハリがなくなりたるみが出てくると、他人の目が気になる方もいらっしゃるでしょう。
友人と温泉旅行に出かけても「見られたくない」「一緒に入りたくない」と考えてしまうかもしれません。
また、自分ではたるみが気にならない場合でもパートナーからハリがないなどのように指摘されて気づく方もいらっしゃいます。

 

たるみ改善のセルフケア方法

骨盤底筋を鍛える

デリケートゾーンのたるみを悪化させないために、セルフケアもポイントで、定期的な運動をし、筋力アップしましょう。
筋力アップしてデリケートゾーンのたるみ改善を目指すには、まとめて行うよりも定期的に適度な運動をすることです。
中でも、デリケートゾーンを支えている骨盤底筋を鍛える運動が良く、簡単に行えるので続けてたるみの悪化を防ぎましょう。

・STEP1 床と腰に隙間ができないように、仰向けになる

ベッドや布団、床の上などの安定しやすい場所に寝てください。
床と腰の間に隙間ができないように注意しつつ、まっすぐ立っているようなイメージで姿勢を整えていきます。
肩が上がっていないことも確認してください。あごは少し上げて視線は天井に向けましょう。

・STEP2 腰を床から上げて10秒キープ!

膝を曲げて足の裏をくっつけます。お尻や膣まわりを内側に締めつつ、お腹周りの筋肉を使って腰を床から上げていきましょう。
この状態で10秒キープし、戻して20秒休憩をセット行います。この時、膝はなるべく広げた状態をキープ。
少し苦しいですが呼吸を意識して。難しい場合は、足の裏を床に付けたまま行ってください。

 

なぜ骨盤底筋を鍛えた方がいいの?

なぜ骨盤底筋を鍛えた方がいいかといいますと、意識しないと動かすことが少ない場所だからです。つまり、意識しないと鍛えられないということです。
筋力は20代がピークと言われており、それ以降は衰えていきます。さらに、骨盤底筋群は排便や排尿をコントロールする役割も担っています。
そのため、衰えると尿もれが起こりやすくなります。また、お尻の位置が下がってきたなど、体系にも影響が出てきます。
加齢だけでなく、過度なダイエットや運動不足など、骨盤底筋が衰える要因は様々です。
だからこそ、世代に関係なく取り入れた方がいい運動です。