デリケートゾーン専用ソープを使った方が良いのはなぜ?
こんにちは!
DOLCEEXECUTIVEBEAUTYSALON(ドルチェエグゼクティブビューティーサロン)です。
皆さんはデリケートゾーンを洗う時どのようにしていますか?
市販のボディソープで洗ったり、水で洗い流したりする方が多いかもしれませんね。
顔を洗う時とき、洗顔料を使うように、デリケートゾーンにも専用のソープが存在します。
今回はデリケートゾーンの専用ソープをなぜ使用した方が良いのかお話をさせていただきます。
専用ソープが必要な理由
デリケートゾーンソープはどうして必要なの?
デリケートゾーンは、尿・汗・経血・おりもの・皮脂といった汚れが付着しやすい形をしています。
皮膚は薄く粘膜が多いため、刺激に対して敏感です。
付着した汚れを湯水では十分に落とせないからと一般的な石鹸やボディソープを使ってしまうと、洗浄力が強く必要な常在菌や皮脂膜を洗い流してしまうこともあります。丁寧に洗ったはずが、かえって痒みやニオイ、不快感の原因になることも。
デリケートゾーンに合わせてPH(ペーハー)値や洗浄成分を調整した専用ソープを使用することで、湯水だけでは落とせない汚れを落としながら、
必要な潤いを残すことができます。
PH値とは
PHは酸性レベルを指します。
膣には乳酸菌やコリネバクテリウム属といった良性の細菌が存在しており、細菌が膣内での雑菌の増殖を防ぐバリアとして機能しています。
膣内のPH値のバランスが崩れると、良性の菌が存在できず、バリア機能が低下し感染症を引き起こしやすくなります。
酸性のデリケートゾーンにアルカリ性の製品を使用すると、PHのバランスが崩れてしまい、外部からの細菌の侵入を防ぐ菌までも洗い流すためバリア機能が低下しやすくなります。また、石鹸の中には香料や防腐剤が入っている製品もあり、デリケートゾーンに負担をかけてしまうこともあります。
デリケートゾーン専用ソープの特徴
デリケートゾーン専用ソープは膣環境を酸性に保てるようにPHを調整して作られています。
肌への負担を抑えながらしっかり洗えます。
専用ソープを使用することで洗いすぎを防止でき、膣環境を良い状態に保ちやすくなります。
デリケートゾーンの正しい洗い方は?
デリケートゾーンのお手入れ方法は人に聞きづらいので、自己流でケアしている人は多いでしょう。 しかし、間違った洗い方でケアし続けてしまうと、雑菌の繁殖や炎症、乾燥を引き起こし、痒みや臭い、黒ずみといったトラブルを生じる可能性が高まります。
デリケートゾーンはどのように洗ってどこまで洗えばいいのか、正しいケア方法をご紹介します。
「優しく洗う」のが基本!!
デリケートゾーンは体の中でも刺激に弱い部分なので、専用のデリケートゾーンソープをしっかり泡立てて使います。 ナイロンタオルやスポンジの使用、ゴシゴシとこすりながら洗うとデリケートゾーンを傷つけてしまうので、 ソープの泡で包み込みながら人差し指と中指で優しくなでるように洗ってください。
デリケートゾーンの細かく重なり合うヒダの間には、恥垢と呼ばれる特有の汚れが溜まります。 特に小陰唇の裏は恥垢が溜まりやすい部分なので、ヒダを開いて丁寧に洗いましょう。
すすぎはぬるま湯で
デリケートゾーンをすみずみまで洗ったら、ぬるま湯を使ってしっかり流します。 汚れや泡が残っていると臭いの原因になったり、肌トラブルを生じたりするため、洗い流しのないように気をつけてください。 また、熱いお湯を使うと肌に必要な皮脂までも流してしまいます。乾燥しやすくなるので、お湯の温度にも気をつけましょう。
シャワーをデリケートゾーンに直接当てる場合には、水圧は弱めに。真下からシャワーをあてると膣口に水が入ってしまうので気をつけてください。温水洗浄便座で経血やおりものを流す際にも、強い水圧を避けて軽く洗いましょう。
デリケートゾーンは中まで洗わない
デリケートゾーンを洗うのは、膣口の手前までにしましょう。
シャワーやビデで膣内まで洗ってしまうと、細菌の侵入や増殖を防いでいる(膣の自浄作用)「デルライン桿菌(かんきん)」と呼ばれる乳酸菌が洗い流されるからです。
自浄作用が弱まると炎症や肌トラブルのリスクが高まるため、膣内を洗う場合には専用の膣内洗浄剤を使用し、使い過ぎに注意しましょう。
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トラブルのない健やかな肌を保つために、これまでのお手入れ方法を見直して、新たにデリケートゾーンソープを毎日の習慣に取り入れてみませんか?