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2023.09.04

デリケートゾーンと密接な関係がある温活

こんにちは!
名古屋市 新栄のDOLCE EXECUTIVE BEAUTY SALON(ドルチェ エグゼクティブ ビューティー サロン)です。
今回はデリケートゾーンと温活についてを説明していきたいと思います。

 

なぜ冷え性は女性に多いのか

一般的に男性よりも女性の方が冷え性が多いです。その理由は、身体の構造によるものだと言われています。女性の身体は、男性よりも冷えやすい身体の構造になっているのです。

 

月経からの血液減少による冷え性

女性冷え性の大きな原因の一つは、月に一度訪れる月経です。
月経の期間は、そうではない時期に比べ、一時的に体内の血液の量が減少します。
血液中の赤血球には、体の隅々にまで酸素を運ぶヘモグロビンが含まれます。血液が減少すれば、同時にこのヘモグロビンも減少し、体にこれまでのように十分な酸素が行き渡らなくなってしまいます。
体全体に熱が運ばれにくい状態が定期的に起こるため、女性は男性よりも冷えやすい身体の構造になっています。

筋肉と脂肪による冷え性

筋肉には熱を作る働きがあります。筋肉が作り出す熱によって、血液が温められます。
身体を温めるには、筋肉が不可欠なのです!
しかし、女性は男性に比べて、筋肉量が少なく、筋肉もつきにくい身体の構造になっています。

更に、女性は男性に比べて脂肪が多く付いてます。
これは、女性が妊娠、出産という大切な役割を担っている為、それを守るよう、身体が出来ているからです。
ただ、脂肪は、一度冷えてしまうと、温まりにくいという性質があります。
この男性に比べた筋肉と脂肪の量が女性の冷え性に大きく関わっています。

ホルモンバランスによる冷え性

体温調節に大きな役割を担っているのが自律神経です。
自律神経は大脳にある視床下部という部分でコントロールされているのですが、この視床下部で同じようにコントロールされているのが、女性ホルモンです。
自律神経と女性ホルモンは互いに影響し合っています。
女性ホルモンは、女性がむかえる初潮、月経、妊娠、出産、閉経といった女性特有の身体の変化によって、そのバランスも大きく変化します。
女性ホルモンのバランスが崩れると、それに影響され自律神経のバランスも崩れやすく、冷え性を引きおこす女性が多いと云われています。

ダイエットによる冷え性の原因

日本の女性の約7割がダイエット経験があるという調査結果があります。
ダイエットといえば、まず食事制限が思い浮かぶ方も多いと思いますが、ダイエットによる極端な摂取量の削減や、偏った食事の継続は、栄養不足から体内でエネルギーが十分作られなくなり、熱が作られにくくなり、身体も冷えていってしまいます。
また、貧血になってしまうと、血液の循環も悪くなってしまうので、更に冷え性を招いてしまいます。

 

デリケートゾーンの冷え

子宮冷え

子宮冷えの原因は、私たち現代人は、生活習慣で座ることが多いからと云われています。
長い時間座っていると、その体勢は、足の血管を圧迫し、それにより血行が悪くなってしまいます。
また、子宮冷えによる血流の滞りは、身体に栄養が行き届きにくくなるだけでなく、老廃物も溜まりやすくなり、下半身太りにも繋がってしまいます。

膣の冷え

本来、フェムゾーンは温かくうるおっている状態が理想といえます。しかし、加齢やストレス、出産などによってほかの体の部分と同じように衰えて、冷えや乾燥がはじまります。

フェムゾーンが長い時間、冷たく乾燥したままだと、女性ホルモンや自律神経のバランスが乱れやすくなり、生理にまつわる不調や血流が悪くなるなどのさまざまな悪影響が出ることもあります。

 

デリケートゾーンケアで冷えの改善

骨盤底筋を鍛える&膣トレは、冷え性や生理痛、尿漏れの改善にもつながります。

骨盤底筋群の筋力UPで冷え改善

冷え性や生理痛、尿漏れといった不調は、骨盤底筋を鍛えたり、膣トレをすることで、不調が改善しやすくなります。
骨盤底筋は、骨盤内の尾骨から恥骨の間をハンモックのように伸びている筋肉です。1つの筋肉を指すように思われがちですが、多くの筋肉で構成されており、これらの筋肉を「骨盤底筋群」と総称しています。この骨盤底筋が排尿のコントロールをしたり、骨盤内の臓器を正しい位置にキープしたりする役目があります。加齢などが原因で骨盤底筋はゆるんでいってしまうため、予防と対策としての膣ケアがおすすめです。

骨盤底筋を鍛えると骨盤内の臓器が正しい位置に固定されることで、骨盤まわりの血流が良くなります。

 

フェムゾーンの冷えには休養も必要

体の冷えは自律神経が乱れている最初のサイン。フェムゾーンの冷えや違和感も、不調を訴えている体の声です。頭では「自分は元気」だと思っていても、体が無理と訴えているのだと気づくのが大切です。
冷えを感じたら、温める工夫はもちろん、体全体を休めることも大切です。

仕事や身の回りの事に忙しくても1日の1割だけでもいいので自分のために時間を使い、疲れていたら休養し、元気が出たら好きなことをするようにしましょう。自分のことは後回しにしがちな人も多いかもしれませんが、体と心の声に耳を傾けて労わってあげましょう。